不知火太郎とアンコ姫のずっこけ問答

第6弾「池内農園の閉散期には何をするの?」の巻


アンコールのアンコ姫
今回は池内農園の柑橘の収獲、出荷時期以外の期間、9月から12月の閉散期に園主、ネット園主は何をしているのか・・を探求してみようと
思いまーす。
柑橘の最盛期、露地みかん、伊予柑は12月から2月、不知火、アンコールは1月から4月、ハウスみかんは6月から8月にかけてはめちゃくちゃ忙しい事は、姫も知っているわ。

不知火のしらぬひ太郎
そう、その時期は日曜、祭日など関係なく仕事があるしね。夜も遅くまで仕事している事も度々だね。ハウスみかんの終わった9月から12月にかけては、柑橘の世話以外に、どんな事をしているのか知りたいね!

露地みかんの露地三










露地みかんが採れる12月の収穫期までは、収穫期にできないことがたくさんあるので、それをしているのさ!まずは庭木の剪定さ!一年間伸び放題の木の枝の手入れをするんだ。一番手のかかるのが松の木。高い所は脚立を移動しながら、摘んでいくんだ。3本ある松の木の剪定に4日ぐらいかかるんだ。もう一か所庭があるので、すべての木の手入れを終えるのに6日はかかるんだ。お天気の良い日に行うので、雨が降ると、他の仕事をするんだよ。
松の木は時間かかかる きれいになった庭
松の木の手入れ 垣根もきれいにして










落とした枝を集めるのはネット園主さんの得意技。1日で寄せ集めるんだ。集めた枝は大きな袋に入れて露地不知火の園地や露地みかんの園地に持っていくんだよ。今年は露地不知火の園地に持って行ったんだ。列の木と木の間の通路を浅く掘り、掘った穴に枝を埋め込み、軽く土をかぶせておくんだ。こうすることで地面に空気が入り、不知火の根の活動がよくなるんだ。枝そのものも、土の中で有機肥料になるんだよ。
    穴に枝を埋める
枝を浅く埋める
なーるほど。いらない庭木の剪定枝も役に立って、一石二鳥ね。自然にやさしい環境作りって感じね。









畑では冬野菜の種を蒔いてたくさんの種類の野菜を作ってるんだ。白菜、大根、かぶ、ごぼう、ニンジン、キャベツ、タカナ、ほうれん草などを育てているんだ。キャベツは種を蒔き、ある程度大きくなってから、広い場所に移植するんだ。できるだけ無農薬で育てたいので、園主さんが朝夕葉っぱを見て虫のチェックし、虫採りもよくしているよ。家のすぐ前の畑で採れた野菜をすぐ調理できるので、大助かりだね。
多くの野菜を畑で作ります この位の大きさが移植時 場所を変えて植える
野菜畑 キャベツ苗 間隔をあけて植え直す



柑橘作りだけでなく、野菜作りもしてるのね。大根は種を蒔いてから1か月もしないうちにこんなに大きくなってるわぁ。おいしそうねぇ。
もうすぐ食べれます
直径5cmの大根
のんびり屋の姫なら、目が廻っちゃうよね。
何よ!姫だってその気になったらやるわよ。仕事だって家庭菜園だって。こうみえても家事は得意なんだから。








まあまあ怒らないで。女らしい姫って事にしておくよ。
仕事といえばこの間はハウス不知火の園地で大がかりな手直をしたんだ。ハウスのアームの間を谷と言うんだよ。その谷に上って作業する時の通路になる板が傷んで、全部取り替えたんだ。板が古くなると板を押さえている釘が効かなくなるんだよ。フイルムを押さえる針金を留めておく所でもあるだけに、大風が吹いた時など、パイプやビニールを守る板は大切なんだ。取り替えるのは園主さん一人がするので日にちがかかり、収獲時期などはできないからね。
ハウス不知火の園地 板を購入しておく
谷間の通路には板がある 幅20センチ、長さ4メートルほどの板

園主さんがハウスの仕事をしている間は、ネット園主さんは柑橘に水やりや草引きも欠かせないんだ。収獲が済んでも、柑橘の木は生き物だから、ずっと世話はしないとね。
ハウス不知火の園地に生えた草 きれいにしていく
ハウス園地内の草 草引きぐわでひっかく

それと家の中で忙しい時にはできなかったことあれこれしてるんだ。要らない新聞雑誌をまとめたり、部屋をかたずけて要らなくなった物を袋に入れて、ゴミに出すんだ。なにせ、池内農園は大掃除は年末じゃなく、9月頃にするからね。炊事場も掃除して、すすの付いた鍋も一気に磨くんだ。ピッカピカで気持ちいー
古新聞、雑誌もかたずけて 大掃除で出たゴミ 黒くなった鍋 すべての鍋を磨きました
新聞、雑誌類 分別ゴミ 磨く前 磨いた後










ハウスでも仕事があったんだ。重油を入れるタンクは、ハウスの外に置いているので強い直射日光や雨風にさらされるんだ。タンクがさびて重油が漏れたりしたら大変なことになるよね。さびの箇所を見つけると、コールタールを塗り、タンクをさびから守るんだ。重いタンクの底を塗る時は、人の力では横には出来ないので、隣のタンクに鎖をかけて、機械で引き寄せ傾けてから底を塗るんだよ。

さびは大敵 傾けないと塗り難い
2キロリッター入る重油タンク タンク全体にさび止めを塗る

また、ハウス内に設置している2基の暖房機を掃除するんだ。燃えカスが暖房機の筒の中にたまって、温風の通路をふさぐので、毎年掃除は必要なんだ。もし、不完全燃焼になるとハウス内にガスが充満し、木やみかんに悪影響を起してしまうからね。暖房機の中の筒に入っている30本ほどの羽根を取り出し、羽根にこびりついている燃えカスを取り除いたり、棒の先に布を巻いて筒の中に差込み、燃えカスを出すんだよ。ハウスみかん作りにはかかせない暖房機を大事に使ってるんだ。買い換えるとなると、驚くほど高価だからね。それに大きな機械だけに、交換するのも一苦労になるんだ。クレーンの力でないと、動かす事ができないからね。ハウスの天井の鉄骨も切って出すのは、それは大変だからね。
暖房機の丸いフタをはずして掃除する 棒で筒の中を掃除する 羽根についたカスは金ブラシで落とす
暖房機 筒の中の燃えカスを出す 筒の中に入っている羽根
油タンクや暖房機を使わない時期にしかできない仕事ね。大事に使っているわけ、納得!







僕の露地みかんの園地にも園主さんが来ていたよ。風よけに植えている杉の木の枝が茂ってみかんの木にさわるようになっていて、前からくすぐったくてしようがなかったんだ。日当たりも悪い所があったしね。杉の木の余分な枝を落としてくれて、みかんの木ものびのびできるようになったんだ。。

防風の為の杉の木 伸びた枝を切り落とす
風除け杉の枝打ち 落とした杉枝

年末から始まる産直のことも忘れないよ。倉庫の2階に保管している箱や資材の在庫数量を調べ、必要な物を補うんだ。例えば箱や、箱の中に入れるシートとか。テープも要るよね。この担当はネット園主さんの仕事。お客様にご迷惑をかけないように、気をつけてるんだよ。
保管している資材
保管する産直資材

園主さんとネット園主さんがそれぞれの仕事を分担し、力を合わせて池内農園と家庭を守っていることがよく分かったよ。これからも池内農園の僕たちのためにも頑張ってね。
姫も応援するからね。
ええっ?姫も応援するってどんなことするの。

オオゥって・・声援だけだけどね。

よーし、僕たちの出番も来るので、みんなで力を合わせよう。
エイエイオオゥ!!!・・・。ってことで今回はこの辺で・・・。
                                   
                                
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